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ソロ(スラカルタ)を都とする近代中部ジャワのイスラム王国。
オランダ東インド会社が介入した第3次ジャワ継承戦争(1749−1755)の結果、マタラーム王国が分裂して出来た2王国の一つ。
- 1755
- 第3次ジャワ継承戦争(1749−1755)の結果、分家が王領を折半し、ジョクジャカルタ王国を開いたため、パクブウォノ3世(位1749−1788)が統治する本家のマタラーム王国は「スラカルタ王国」と呼ばれるようになる。
- 1757
- マンクー・ブーミと共に第3次ジャワ継承戦争を戦ったマス・サイドは、オランダ東インド会社の主権を認める代わり、ススフーナン(国王)の領土の東の一部をもらい、マンクーヌガラ(マンクヌゴロ)王家を開く。
従ってジョクジャカルタ王国には、
という二つの王家が併存したことになる。但しマンクーヌガラ王家はススフーナン(王)より一段階低い「パンゲラン(王子)」の称号しか与えられなかった。
オランダによる東インド統治の拡大強化後も、スラカルタ王国は、ジョクジャカルタ王国と共になお自治領として存続。
- 第2次大戦後 インドネシア共和国成立
- 両王領はインドネシア共和国に吸収。
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